Webサイト制作サービス(CMS)おすすめ5選!特徴と比較

CMSについて

CMSとは?

CMSとは、Contents Management System(コンテンツ管理システム)の略で、Web専門知識がなくてもWebサイトの構築や更新ができるシステムです。一般的に以下のような機能を有していることが多いです。

コンテンツ作成機能

見たまま編集できるインターフェースにより、専門知識がなくても編集できる。

ユーザー管理

複数のスタッフで分業が可能、また権限設定により編集可能な範囲を制御できる。

コンテンツ管理

ページの公開/非公開を簡単に切り替えたり、公開予約などの管理が容易にできる。

メディア管理

画像やファイルのアップロードが簡単で、メディアライブラリで一元管理できる。

SEO対策機能

メタタグ設定やURL最適化、サイトマップ自動生成などの機能が備わっている。

マルチデバイス対応

PCだけでなくスマホやタブレット表示への自動対応や、調整が簡単に行える。

CMSの種類

CMSはいくつかの種類に分類されます。

オープンソース型CMS

ソースコードが無償で公開されており、ースコードが公開されており、誰でも自由に利用・改変・配布できるコンテンツ管理システムです。カスタマイズの自由度が高いことから、多くのWebサイトで使用されています。

ライセンス費用がかからないためコストを抑えることができますが、Webサイトの構築や保守、カスタマイズには専門的な知識が必要になる場合があります。

代表的なオープンソース型CMS

  • WordPress
  • Drupal
  • Joomla

パッケージ型CMS

ベンダー企業が独自に開発した有料のソフトウェア・パッケージを購入し、自社サーバーにインストールして利用するタイプのコンテンツ管理システムです。

企業や組織での運用を想定した豊富な機能がパッケージ化されており、初期費用やライセンス利用料が必要です。

代表的なパッケージ型CMS

  • Movable Type
  • NOREN
  • HeartCore

クラウド型CMS

インターネットを通じて利用できるコンテンツ管理システムです。サーバーの準備やソフトウェアのインストールが不要で、Webブラウザからアクセスして利用できます。

代表的なクラウド型CMS

  • wix
  • Jimdo
  • Weebly

CMSのメリット・デメリット

フルコーディングでWebサイトを構築する場合と比較し、CMSでのWebサイト制作におけるメリット・デメリットを理解した上で、自社のWebサイトにCMSを活用すべきか?を考えることが大切です。

CMS活用のメリット

  • 専門知識不要の簡単操作:Web制作の専門知識がなくても更新作業ができる。またマルチデバイス対応も容易に行える。
  • 効率的な管理と更新:コンテンツの管理が容易になり、複数のスタッフで分業できる。タイマー予約で公開・非公開の自動化も可能。
  • デザインの一貫性:テンプレート機能によりデザイン知識がなくても最適なサイト作りが可能。ページごとのレイアウトやデザインの統一も簡単に行える。
  • SEO対策の容易さ:SEO対策機能が組み込まれていることが多く、最適化が容易にできる。
  • 拡張性:SNS連携や決済機能など多彩な機能が拡張できる。

CMS活用のデメリット

  • 導入コストと時間:既存環境からのデータ移行やWebリニューアルが必要。また導入費用や維持費用かかる場合がある。
  • 操作習得の必要性:誰でも更新は行えるが操作方法の習得が必要。複数人で管理する場合は操作取得やルール化の時間も必要。
  • カスタマイズの制限:CMS側で用意されていないデザインの実装が難しい場合がある。また細かい調整にはある程度専門知識も必要になる。
  • セキュリティリスク:不正アクセスを受けるリスクがあり、セキュリティ対策が必要。

おすすめCMSと特徴

日本で多くのユーザーに使用されているCMSを紹介します。これらのCMSは日本語で操作できることはもちろん、困りごとや疑問があってもインターネットでさまざまな情報を入手することができるのでオススメです。

WordPress

WordPressは、世界で最も使われているオープンソース型CMSで、非常に多くのWebサイト制作に活用されています。

使いやすい管理画面インターフェースとなっており、豊富なテーマとプラグインがあることが最大の特徴です。またカスタマイズ性も高く、専門知識があれば更に複雑なカスタマイズも可能です。

WordPressは自社でサーバー環境やドメインを準備する必要がありますが、多くのテーマやプラグインは無料で使用できることから、制作・運用コストを大幅に抑えられます。定期的なアップデートとセキュリティ対策がされており、各種機能を正しく使用することで安全に高機能なWebサイトが制作できます。

WordPressに有料プランはなく、有料のテーマやプラグインを使わなければ基本的に無料で利用できます。(サーバーやドメインは自社で契約が必要)

wix

Wixは、ユーザーが簡単にWebサイトを制作できるように設計されたオンラインプラットフォームです。直感的なドラッグ&ドロップインターフェースで、特に初心者や技術的な知識がない人でも直感的な操作でWebサイトが制作できます。

豊富なテンプレートが準備されており、またAIによる自動生成機能もあり、誰でもオシャレでスタイリッシュなデザインが可能です。

「wixのWebサイトは遅い」と言われていたこともありますが、メディアファイルのサイズ最適化や、不必要なウィジェットなどの削除が行われていれば、特にページ表示速度で気になったことはありません。

(出典:wix ※価格及びプラン内容は2024年8月時点)

wixは無料でWebサイトが制作・公開できますが、広告が表示されたり機能の制限があるため、ビジネスで利用する場合は有料プラン(Wixプレミアムプラン)を契約する必要があります。

STUDIO

STUDIOは、ノーコードでWebサイト制作が可能で、HTMLの感覚で細かい数値調整も簡単に行えます。

豊富なテンプレートでスタイリッシュなWebサイトが簡単に制作できます。ブログやニュースの管理、ページ公開スケジュール設定など、運用面でも便利な機能が備わっています。

またWordPressサイトからSTUDIOへの移行ツールがあり、CMS移行も速やかに行えるのが特徴です。

(出典:STUDIO ※価格及びプラン内容は2024年8月時点)

STUDIOは無料でWebサイトが制作・公開できますが、広告が表示されたり機能の制限があるため、ビジネスで利用する場合は有料プランを契約する必要があります。

ペライチ

ペライチは、日本発の簡単にランディングページ(LP)を作成できるWebサービスです。プログラミングの知識がなくてもノーコードで誰でも簡単にWebサイトが制作できます。

豊富なテンプレートが準備されており、初心者でも本格的なデザインが可能です。1ページのサイトを無料で試しに制作してみるなど、個人事業主や小規模ビジネスにとって、手軽にウェブWebサイトを制作できるツールとして便利です。

(出典:ペライチ ※価格及びプラン内容は2024年8月時点)

ペライチは無料でWebサイトが制作・公開できますが、広告が表示されたり機能の制限があるため、ビジネスで利用する場合は有料プランを契約する必要があります。

Jimdo(ジンドゥー)

Jimdoは、ユーザーが簡単にWebサイトを制作できるノーコードのWebサイトビルダーです。特に初心者や技術的な知識がない人に向けて設計されており、直感的な操作が可能です。

様々な業種に対応したテンプレートが用意されており、また「Dolphin」機能を使用すると、質問に答えるだけでAIが自動的にWebサイトを生成することができるため、自社のサービスに合わせたWebサイトが簡単に制作できます。

(出典:Jimdo ※価格及びプラン内容は2024年8月時点)

Jimdoは無料でWebサイトが制作・公開できますが、広告が表示されたり機能の制限があるため、ビジネスで利用する場合は有料プランを契約する必要があります。

CMSの比較

CMS名WordPresswixSTUDIOペライチJimdo
開発国アメリカイスラエル日本日本ドイツ
種類オープンソース型クラウド型クラウド型クラウド型クラウド型
サイト構築しやすさ★★★★★★★★★★★★
作りやすさ★★★★★★★★★★★★★
テンプレートの豊富さ★★★★★★★
カスタマイズ性★★★★★★★
機能の豊富さ★★★★★★★
独自ドメイン
SEO対策
EC機能×
アクセス解析・連携
料金プランなし1,200円/月~980円/月~1,465円/月~1,200円/月~

ノーコードツールはおすすめ

おすすめのCMSはいずれもノーコードでWebサイトがつくれます。

  • Webサイト制作後、自社でも更新していきたい
  • まずは低価格でLPを運用し、広告を回しながらブラシアップしていきたい
  • キャンペーンのため短期間でWebサイトをつくりたい

のような場合は、おすすめのCMSが非常に便利です。

NaoWorks Designでは、WordpressやwixでのWebサイトやLPの制作実績が多くあります。特にWordpressではページビルダープラグインの導入により直感的な操作も可能で、多くの機能も実装できます。

CMSを活用したWebサイトやLP制作については、お気軽にお問い合わせください。